羽黒・芸術の森-今井アートギャラリー

今井繁三郎美術収蔵館
霊峰月山の麓に広がる田園と柿畑に囲まれた《今井アートギャラリー》は、歴史ある白壁土蔵造りの、静かな静かな美術館です。
前身である「今井繁三郎美術収蔵館」は、洋画家の今井繁三郎(1910-2002)が自身の画業を収蔵・展示を目的として1990年に建設した個人美術収蔵館でした。建物は鶴岡の旧家の土蔵(元禄2年[1689年]建立)を、庄内の文化遺産を失ってはならないと自宅敷地内に移築。歴史ある見事な造りを生かし、美術館としての最小限の改築に留め開館いたしました。2014年の11月に一旦休館となりましたが、翌年の秋にプレオープン。2016年春に名称を《今井アートギャラリー》と改め、新たな一歩を踏み出しました。
今井は生前「芸術、絵画は次の世代のためにある」「子どもや若い世代に共有される空間をつくる」という想いをもっておりました。再開に際し、今井の作品の常設展示に力を注ぎつつ、ギャラリーの1階は多様な芸術活動の発信を。隣接する旧アトリエは《工房いずみの》として創造と交流の空間へ。今井が植え育てた木々からなる庭《羽黒の小さな森》は自然に触れて遊ぶ体験の場として。敷地全体を【羽黒・芸術の森】とし、地域の芸術文化を「生み・育て・次世代へ受け継ぐ」場として開放し、広く活動するそのため、ギャラリーやホール、工房は希望者へ貸出しもしております。

TEL 0235-62-3667
公式サイト WEB
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定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日)、冬期
開館時間 10:00~16:00