いでは文化記念館企画展・酒井家入部400年記念『羽黒山と庄内藩―天宥別当事蹟・芭蕉門弟と庄内俳壇―』開催のお知らせ
いでは文化記念館では、6月25日(土)~11月21日(月)に、
酒井家入部400年を記念して、企画展『羽黒山と庄内藩―天宥別当事蹟・芭蕉門弟と庄内俳壇―』を開催いたします。
★いでは文化記念館企画展・酒井家庄内入部400年記念★
『羽黒山と庄内藩―天宥別当事蹟・芭蕉門弟と庄内俳壇―』
◎会期:6/25(土)~11/21(月) ※6月・9月~11月は火曜休館、7月~8月は無休
◎開館時間:9:00~16:30
◎入館料:大人400円、高校・大学生300円、小学生・中学生200円
◎学芸員からのコメント
今年は酒井家の庄内入部400年記念の年です。庄内藩初代藩主である酒井忠勝公は羽黒山五重塔や峰中堂の修復に尽力し、歴代の庄内藩主も羽黒山参詣を行うなど、庄内藩と羽黒山は深いつながりがあります。しかしそのような歴史だけでなく、羽黒山別当天宥の時代に起こった白岩一揆の確執、湯殿山をめぐる対立、庄内藩と羽黒山の間の境界争いなど、双方の様々な問題も当時の資料からうかがえます。
また、羽黒山に訪れた松尾芭蕉の弟子・各務支考も羽黒山を訪れ、今年で330年になります。支考は芭蕉の紹介で羽黒山の俳人である図司呂丸に出会い、交流を持ちました。そして芭蕉の死後、支考は芭蕉の教えをもとに美濃派俳諧の創始者となります。
羽黒山と庄内藩は一体どのような関係だったのか、松尾芭蕉やその門弟は庄内俳壇にどのような影響をもたらしたのか、この企画展を通して歴史に触れ、さまざまな発見の機会となればと思います。
また、本企画展にまつわるイベントもご紹介します。
ぜひ参加してみてくださいね。
※企画展いではわくわくワークショップ『夏休み親子俳句教室in羽黒山』は
新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑みて誠に勝手ながら中止とさせていただきます。
★イベント1★
本企画展に伴う記念講演を開催します。
『近世の羽黒山と庄内藩―出羽三山をめぐる関係―』
◎講師:岩鼻通明氏 (民俗学者、山形大学名誉教授、村山民俗学会、山形民俗研究協議会事務局)
◎日時:2022年9月19日(月・祝) 13:30~15:00
◎会場:いでは文化記念館レクチャーホール
◎内容:近世の庄内藩と羽黒山双方の出羽三山をめぐる関係などについてお話いただきます。
◎定員:60名(参加費無料)
※事前申し込み制となります。申し込みはメール、電話、またはFAXで。
※企画展見学の際は別途入館料が必要です。
★イベント2★
当館学芸員による、本企画展のギャラリートークを開催します。
◎担当:当館学芸員
◎日時:7月3日(日)、8月27日(土)、9月25日(日)、11月6日(日)13:30開始
◎会場:いでは文化記念館企画展示室
◎内容:企画展の内容について、当館学芸員がわかりやすく説明します。
※事前申し込み不要ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため入場を制限させていただく場合があります。
★イベント3★
本企画展の会期に合わせて、クイズラリーを開催します。
問題数は全5問。全問正解者には抽選でオリジナルグッズをプレゼントいたします(後日郵送)。
◎テーマ:『羽黒山と庄内藩―天宥別当事蹟・芭蕉門弟と庄内俳壇―』
◎期間:6月25日(土)~11月21日(月)
◎会場:いでは文化記念館企画展示室
◎参加方法:企画展示室に用意されたクイズラリー解答シートに解答と企画展のアンケート、郵送先等を記入し、クイズラリー専用ポストに投函してください。
※企画展見学の際は別途入館料が必要です。
★イベント4★
本企画展の会期開始に合わせてスタンプラリーをいでは文化記念館でも開催いたします。
『酒井家庄内入部400年記念ミュージアムスタンプラリー』
◎期間:6月25日(土)~11月30日(水)
◎当館での参加方法:期間中にいでは文化記念館の受付までお問い合わせください。
※当館でスタンプを押すには入館料が必要です。
※上記期間外では当館では対応できなくなりますので、期間をあらかじめご確認の上、ご来館ください。
酒井家庄内入部400年記念ミュージアムスタンプラリーの詳細についてはこちら
★各種お申込み・お問い合わせ★
いでは文化記念館
〒997-0211
山形県鶴岡市羽黒町手向字院主南72番地
TEL:0235-62-4727
FAX:0235-62-4729
E-mail:hagurokanko@bz04.plala.or.jp