羽黒エリアのパワースポット (パワースポット巡り)
大地の力がみなぎる場所、パワースポット。出羽三山はそのすべてがパワースポットということができます。ここでは地元の人しかしらないような、羽黒エリアの知られざるパワースポットを、少しだけご紹介いたします。
羽黒山の中腹、二の坂を上がりきると御本坊平と呼ばれる場所が広がっています。その奥に天然ブナ林の茂る斜面があり、巨岩の隣にひっそりと稲荷神社があります。眼下に庄内平野がみわたせます。
三の坂の途中にある埴山姫命神社。縁結びの力がある、といわれています。
※2017年4月19日、強風による倒木で上記写真の埴山姫神社が損壊しました。
現在、解体が終わり、ご神体は山頂の厳島神社に御遷(おうつ)しになっています。
埴山姫神社守の赤い紐を結ぶ格子は厳島神社に準備されておりますので、参拝希望の方はこちらにお参りくださるようお願いいたします。
手向の旅館羽黒館の上り坂の上にある、烏崎稲荷神社。
烏崎という地名は出羽三山の開祖蜂子皇子/能除太子がこの地で道に迷ったとき、三本足の烏が現れ、羽黒山に導いたことにちなんでつけられたといわれています。穀物神の稲倉魂命(うがのみたまのみこと)が祀られ、本地は十一面観音です。
スタジオセディック 庄内オープンセットのすぐ近く、羽黒の上川代にある御滝神社跡。一面に広がる田園の中、こんもり茂る鎮守の森にあります。森の中へ入ってみると中心の空間は開けており、「御滝神社跡」の碑が立っています。見下ろす木々の下には湯殿山信仰などの碑がいくつもあって、向かって左には霊祭殿があります。ここに荒倉神、八幡神、稲荷神が祀られています。
縄文時代の遺跡は、見晴らしのよい丘陵地でしばしば発見されます。羽黒の玉川はまさにそんな場所で、たくさんの縄文遺跡が発掘されました。中でも祭祀に使われたであろう貴重な妊婦姿の土偶が発掘されたのが、ここ玉川C遺跡。月山を望み、近くを川が流れるこの場所は、そこにいるだけで大自然の力を感じてしまうような場所です。